来世でも一緒になりたい、永遠の愛を誓う――そんな深い想いを伝える花言葉を持つ花々があります。生まれ変わってもまた巡り会いたいと願う純粋な愛の象徴として、これらの花を贈ることで特別な気持ちを伝えることができるでしょう。今回は「来世でも一緒になりたい」という想いを込めた花々をご紹介します。
リンデン(菩提樹)
リンデンはヨーロッパを中心に生息するシナノキ科の落葉樹です。その花は小さく可憐で、甘い香りを放ちます。リンデンの木は「菩提樹(ぼだいじゅ)」とも呼ばれ、仏教では悟りの象徴とされています。
特徴
リンデンの花は初夏に咲き、香り豊かな花からはハチミツが作られます。また、古くから薬草としても利用され、心を落ち着かせる効能があると言われています。
花言葉
リンデンの花言葉は「永遠の愛」「夫婦愛」「来世の約束」です。特にヨーロッパでは、夫婦の幸せを守る木として庭に植えられることが多く、来世でも一緒に過ごしたいという想いが込められています。二人の愛が永遠に続き、来世でも巡り会えるようにという願いが込められているのです。
サクラソウ
サクラソウは春に可愛らしい花を咲かせる多年草です。日本だけでなくヨーロッパでも愛されている花で、花姿が桜のように見えることから「サクラソウ」と名付けられました。
特徴
サクラソウはピンクや紫、白などの花を咲かせ、寒さにも強く丈夫な植物です。春の訪れを告げる花としても親しまれています。
花言葉
サクラソウの花言葉は「初恋」「純潔」「永遠の愛」「来世でも一緒に」です。これは、一度咲き始めると群生して美しい景色を作り出す姿が、二人の愛がずっと続いていくことを表現しています。来世でもまた出会えるようにというロマンチックな意味が込められています。
ワスレナグサ
ワスレナグサは、小さな青い花を咲かせる可憐な植物で、その名前の通り「忘れないで」というメッセージを持つ花です。特にヨーロッパでは、永遠の愛の象徴として愛されています。
特徴
ワスレナグサはムラサキ科の一年草または多年草で、春から初夏にかけて開花します。淡い青色の花が一面に咲く様子はとても美しく、花束に添えると想いが伝わると言われています。
花言葉
ワスレナグサの花言葉は「私を忘れないで」「真実の愛」「永遠の思い出」です。また、「来世でも一緒に」という意味も含まれています。中世ドイツの伝説では、恋人たちがこの花を贈り合い、再会の誓いを立てたと言われています。来世での再会を願い、永遠の愛を誓う花として特別な存在です。
オシロイバナ
オシロイバナは夕方から夜にかけて咲く花で、鮮やかな色合いと甘い香りが特徴です。咲いた翌朝にはしぼんでしまう短命な花ですが、その儚さがかえって美しさを際立たせています。
特徴
オシロイバナは中南米原産で、夏から秋にかけて開花します。花はピンクや白、黄色などさまざまな色があり、一つの株から異なる色の花が咲くことも珍しくありません。
花言葉
オシロイバナの花言葉は「臆病」「内気な恋」「来世での再会」です。夜に咲く花であることから、誰にも見られない静かな愛情や、来世で再び会えるようにという願いが込められています。
アイビー
アイビー(ヘデラ)はツル性の植物で、壁や木に絡みつきながら成長します。葉が茂り続けるその姿は、長い年月を経ても枯れずに生命を保ち続ける象徴です。
特徴
アイビーは寒さや日陰にも強く、緑を絶やさず成長する植物です。観葉植物としても人気があり、家の外壁や庭に植えることで空間を美しく彩ります。
花言葉
アイビーの花言葉は「永遠の愛」「誠実」「友情」です。特に「永遠の愛」は、どんなに時間が経っても成長を続けるその姿に由来しています。長い年月を超えても心が繋がり、来世でもまた出会えるようにという強い願いが込められています。
来世は一緒になりたいを示す花の贈り方
「来世でも一緒になりたい」というロマンチックな想いを伝えるためには、花束やリースにして贈るのが素敵です。おすすめのアレンジ方法としては:
- リンデンとサクラソウの組み合わせ:永遠の愛と来世の約束を伝える
- ワスレナグサを中心に:小さな花の連なりが永遠の愛を象徴
- オシロイバナの夜の美しさを再現:夕方の贈り物としてロマンチックな雰囲気を演出
贈る相手が遠方にいる場合、ドライフラワーや押し花にして長く飾ってもらえる形にするのもおすすめです。
来世は一緒になりたいを示す花言葉のまとめ
「来世でも一緒になりたい」という願いを込めた花々は、リンデン、サクラソウ、ワスレナグサ、オシロイバナ、アイビーです。これらの植物は、永遠の愛や再会の誓いを象徴し、大切な人との深い絆を伝えるのに最適です。生まれ変わってもまた巡り会いたい、そんなロマンチックな想いを贈り物として伝えてみてはいかがでしょうか。