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花言葉 守るを意味する植物とは?大切なものを守る力を持つ花

花言葉で「守る」や「保護」を意味する植物は、見た目の美しさだけでなく、大切な人や思い出、心の平穏を守る象徴として古くから愛されています。これらの花々は、強い生命力や独自の特性によって、大切なものを守り抜く力を示しています。本記事では、守る力を持つ代表的な植物について詳しく紹介していきます。

セイヨウネズ(Juniper)

セイヨウネズ(ジュニパー)の花言葉は「加護」「守護」です。古代から魔除けや邪気払いの象徴とされ、家の周りに植えられたり、乾燥させた枝が護符として使われてきました。

ジュニパーの実はスパイスや薬としても利用され、体を清める効果があると信じられています。また、その香りには悪霊を遠ざける力があるとされ、儀式や宗教的な場面でも重宝されてきました。家族や大切な人の安全を守るお守りとして、今でもジュニパーベリーは人気があります。

マリーゴールド(Marigold)

マリーゴールドの花言葉は「健康」「予言」「厄除け」で、特に「守る力」を象徴しています。鮮やかなオレンジや黄色の花は、古代インドや南米の文化では悪霊や災いを遠ざけるために門や家の入口に飾られていました。

マリーゴールドには虫除けの効果もあり、家庭菜園では他の植物を守るコンパニオンプランツとしても重宝されています。花自体が自然の防御力を持っていることから、大切な人や空間を守りたい時にぴったりの花です。

ローズマリー(Rosemary)

ローズマリーの花言葉は「記憶」「思い出」「守護」です。古代ギリシャやローマでは、ローズマリーの枝を冠にして身につけることで邪悪なものから身を守ると信じられていました。また、結婚式の場で新郎新婦がローズマリーの枝を持つ風習もあり、これは「永遠に相手を守り続ける」という誓いを象徴しています。

さらに、ローズマリーは記憶力を高めると言われ、勉強や仕事の場でも人気があります。大切な思い出を忘れずに守り続ける意味も込められているのです。

アイビー(Ivy)

アイビーの花言葉は「永遠の愛」「友情」「不滅」、そして「保護」を意味します。ツル性の植物であるアイビーは、絡みつくように成長し、しっかりと対象に寄り添う姿から、永遠に守り続ける強さを象徴しています。

特に西洋では「家を守る植物」として愛されており、家の壁に這わせることで悪霊や災いを防ぐお守りとして用いられてきました。また、友情や愛情の象徴として贈り物にも最適な花です。

ヤドリギ(Mistletoe)

ヤドリギはクリスマスの飾りとして有名ですが、花言葉には「征服」「困難に打ち勝つ」「守護」という意味があります。古代ケルト民族は、ヤドリギが他の木に寄生しながらも冬でも緑を保つことから「命の象徴」「永遠の守護」として崇めていました。

また、ヤドリギの下でキスをすると永遠に愛が続くという言い伝えもあり、大切な人を守り続ける魔法の植物として今も愛されています。

花言葉 守るを意味する植物とは?大切なものを守る力を持つ花のまとめ

「守る」力を持つ植物たちは、それぞれが独自の力を持ち、大切な人や場所を守り続けてきました。

  • セイヨウネズ(ジュニパー):邪気を払い、家族や空間を守るシンボル
  • マリーゴールド:悪霊除けや健康の守護、家庭菜園でも他の植物を守る
  • ローズマリー:記憶と共に思い出を守り、誓いを支える力
  • アイビー:永遠の愛と友情を守り続けるツルの力
  • ヤドリギ:冬でも枯れない強さで愛と命を守るシンボル

これらの花や植物は、魔除けや守護の象徴として、古くから大切にされてきました。大切な人を守りたい、愛する存在を支え続けたいという気持ちを込めて、これらの植物を手に取ることで、より強い絆が生まれるかもしれません。

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